最近、松本自然農園では廃菌床がブームになっていますが、これを適切な量使用して野菜を栽培するのはこれからです。
今の時期は寒くて微生物による分解が進まないので、畑に入れても効果でてこないし。
結果がわかるのは春から。
しいたけ屋さんに行って山積みになっている廃菌床を軽トラックの荷台にせっせと積み込み、畑に着くと一輪車にスコップで移し、それを散布するために畑内を数往復。
けっこうな重労働です。
オレはなんで真冬に汗をかいてるんだ?
と思ったりするほど。
運動不足になりがちな冬なのでありがたい労働といえばそうなんですが、かいた汗がすぐに冷えるから体にはよくない。
歳とってもこの労働できるか?
と思ったけど、世の中にはマニュアスプレッダーという便利な機械があって、堆肥散布は機械におまかせが可能です。
軽トラに積み込むのもユンボを借りられるので、堆肥散布という作業は機械に頼れば労働のダイエットが実現します。
機械に頼りすぎると労働はダイエットになっても自身が運動不足で太りますけどね。
歳をとっても続けられる、というのは魅力ですね。
自分の労働力を補うために必要な機械化をする、というのは大事なことかもしれません。
あくまで最小限、がミソですが。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・