今、多くの農家が苦しんでいます。
あちこちから悲鳴に近い叫びが聞こえてきます。
肥料、資材、燃料あらゆるものが高騰して、手に入りにくくなって、これまでと同じように生産をすることが難しくなっていく日々。
せめて経費アップを農産物の価格に反映させられれば、なんとか苦しみは抑えられるのにそれも難しい。
将来への不安を抱えながら、今を必死に生きている農家はきっと多いはずです。
けれども、その悲壮感に泥を塗るようで心苦しいけれど、現状打破のために行動している人は少ない気がします。苦しい、大変、もうだめだ、国が悪い、政治が悪い、JAなんとかしろ、不平不満をこぼすだけで動かなかったり。時代は大きく変わっていくのに今までの延長線でこれから先も考えていたり。考えて変化を受け入れようとしているものの、なかなか行動に移せていなかったり。
僕も決して行動力があるほうではないので、即断即決できてない人たちを責めることはできませんし、動ける人には頭が下がります。見習いたいなとも思います。
変化の早い時代には、変化できる人が強い。つくづくそう思います。
僕の知り合いで「ならおかファーム」と名乗って音楽活動をしている男がいます。ヒゲ&ロン毛の野性味あふれる男です。その彼が、とにかく行動力がすごいんです。即断即決、思いついたらすぐに行動します。やってみて失敗したら、また次の挑戦。とにかく早い。
合理的ではないし、危なっかしいところも多々あるけど、1000回くらいバットを振れば1回はホームランが出るんじゃないかと思わせるような、見ていて飽きない男です。
リスクがあるからと行動を躊躇している人、変化を恐れて動けない人、ぜひヒゲ&ロン毛の男を知ってください。元気が出ます。俺もやったるか!という気になります。ぜひ動画をご覧ください。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・