【ボトルネック】そのトラクター本当に買っていいの?昔からあるテッパン弱点克服法

今ある課題を解決するために、農業経営者はいろいろと考え改善をくり返していると思います。
「もっと大型のトラクターじゃないと仕事が回らない。よしトラクター買おう!」
「定植作業を3人でやってるが間に合わない。もう一人パートを雇うか!」
今回はそんな改善マニアのあなたに、ある思考法をお送りします。
製造業では当たり前にやられているので知っている人もいるかと思いますが、改めて丁寧に思考を巡らせるといま目の前にある問題がスムーズに解決できるかもしれません。

その思考法はボトルネック。
あー知ってるよ、生産工程の中でのウイークポイントを探し出せば生産性がアップするアレでしょ。
そうです、それです。あまりにも有名すぎるため目新しさはまったくありません。ボトルネックを知らなかったとしても、たいていの人は弱点を探して克服しようとします。自然とボトルネック解消しようとするものです。

ただしボトルネック解消の手法について、漠然とやっているのと詳しい手法を知って実践するのとでは、出てくる結果がまったく違ってきます。
4つのステップを知り、実際に問題を解決してみてはいかがでしょうか。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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