農業でよくあるのが、稼げるとか儲かるとか言うべきじゃないという意見。オーガニック系農家はとくに稼ぐことを否定する人が多いように感じます。
信念として資本主義否定する人も中にはいますが、多くは自分が「稼げない」事実を正当化するためにお金を否定しているように感じます。
これはすごくもったいないことです。既存の農家が自分たちの仕事を否定的に捉えてそれを口に出せば、次世代は真に受けて農業をやろうとは思わないでしょう。
イメージは世論を作ります。
実際のところ農業にはめちゃくちゃ稼いでいる人もいるし、羨ましいほどの働き方を実現している人もいます。
それが伝わらないのはすごくもったいないことだし、農業にとっては大きな損失です。
プロ野球がトッププレーヤーをクローズアップして夢を魅せるように、農業でもスタープレイヤーをメディア露出させることで農業=稼げるイメージをつくれるんじゃないか。
そんな妄想を語る動画を作ってます。興味があればご覧ください。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・