肥料や資材、燃料の高騰で苦しくなっている農業界
あちこちから悲鳴が聞こえてきています
いまの窮地を乗り越えなきゃいけないのはもちろんそうなんですが
今後はこれが当たり前だと思ってたほうがいいでしょうね
変化に対応できる農家だけが
生き残っていく時代になっていきます
・・って、
それはわかるけど
変化して生き残りたいけど
長期的にどうこう言う前に
まずは目の前の憂いを取り除きたいよ
あらゆるものが高騰して苦しい状況
販売価格も高騰してくれたらいいのに、、、
そんな悲痛の叫びが多数。
高騰はつまり経費の圧迫
経費が膨らんでいるという話…
これをなんとかするべきだけど
経費だけをみていても問題は解決しません。
だって資材等の購入費を抑えるのって簡単じゃないですから
ここで視野を広げます
経費削減がどうにもならないなら
売上を増やすしかないじゃないかと
数量を増やすか
単価を上げるか
どちらかを実現すれば売上アップします
方法はたくさんありますが
今回は単価を上げるテクニックのひとつをご紹介
「まとめる&分ける」
キャベツ、トマト、ブドウ、米
その品目をそのまま売るのは普通
箱やパックに入れて
ひと箱いくら、キロいくらの世界
ここから脱却してみませんか?
![](https://nouest.com/wp-content/uploads/2022/04/a9c3be81bf070922c95003eeab0e777e.png)
たとえばまとめる
いろんな種類の野菜を詰め合わせてセット売りする
よくあります
僕もやってます
まとめることで単価は大きく跳ねます
1本100円の大根はお客さん一人に一本しか売れないけど
一人に一セット
分ける については
米の小分けパックを知ってますか?
![](https://nouest.com/wp-content/uploads/2022/04/main-1.jpg)
たいていの商品は分けると単価が上がります
箱ティッシュよりもポケットティッシュのほうが一枚あたりの単価は高い
サクで買うよりも切り身にして握ったご飯の上に乗せたほうが単価は高い
米だって同じです
もちろんこんなアイデア誰にでも思いつきますから
すでに商品化されてます
それを真似してもいいですし
1合パックになっているものが多いことに注目して
一人暮らしで使いやすいよう
茶碗一杯分
に小分けしてもいいかもしれません
1合だと2杯分くらいあって多い人とかいますよ
ふつうの白米小分けじゃなく
雑穀米ブレンド
無洗米
にしてみるとか
いろんな品種を用意して食べ比べセットにするとか
やりようはあります
農家の6次産業化としてできる範囲で、
単価を上げる工夫をしてみてはいかがでしょうか
いずれにしても変化は必要です
いままでどおりの作り方で
今までどおりに売る
それでは何も変わりません
現状維持どころか衰退の未来が見えます
一気に変わらなくていいんです
ほんの少しの変化
「まとめる&分ける」にしても
まずは少しだけ試してみる
それで感触を確かめてから
やるかやめるか判断すればいいです
大事なことは
今は変化を求められている時代だということ
じっとしていると取り残されます
少し
ほんの少しでもいいので
一歩を踏み出してみてはどうでしょうか?