新規就農のマーケティングフロー

新規就農するときはもちろん、
すでに農業やっている人が
現状を打破して新しいステージに行くとき、
どこから始めたらいいのか
何に手をつけたらいいのか
どんなことを決めたらいいのか
よく分からないですよね。

考えなきゃならないことはたくさんありすぎて
どこから手を付けたらいいのか不安になります。

「トマトを育ててJA出荷する」
「トウモロコシを育てて契約業者に卸す」

このように、ごく簡単に表現すれば
「何を作って誰に売るか」
これだけのことなんですが、

簡単すぎるのは農業では大きな危険を伴います。
だってシンプルな事業計画って
ようするに先輩の事例を真似するから成り立つわけで
すでにある農家のカタチを真似するからこそ
シンプルな計画でもなんとかなるんですよ

その先輩農家が優秀で
ちゃんと稼げてるのであれば
真似したほうがイチから事業を作り上げるより
いいのかもしれませんが
農業は全体の水準がわりと低めな業界です。
平均的な経営を真似しても
たいして稼げなくてヒーヒー泣き叫ぶのがオチです。
シンプルイズベスト!とはならないのが農業のつらいところですね。

ということで従来型農業の真似をするのは
あんまりお勧めできません。
強い産地などはぜひ真似したい稼げる農業を実践してますが、
そんな羨ましい農家はほんの一握り。
ほとんどはヒーヒー農家ですから。

というこ流れから、
やっぱり自分でちゃんと練りに練った事業計画をつくったほうが
いいんじゃないかという結論になるわけです。

じゃあそんな道をどうやって見つけたらいいのか、
どのように事業計画を作っていけばいいのか、
これは手順があります。

というか手順を知らないと計画を作るのは
たぶん難航するでしょうね。

さすがにこの記事だけでちゃちゃっと書けるほど
かんたんなものではないですが、
おおざっぱにどんな流れで事業計画を練っていけばいいのか
全体像だけお伝えします。

ひとつひとつの項目はビジネスシーンでよく使われる
ナントカ分析
(SWOT、5F、4C、4P、STP、5W1Hなど・・・)
と言われるものを用います。
それらを複数掛け合わせながら練り込んでいくので
知識のある方はパーツの組み合わせで
事業計画がスムーズに出来上がるかもしれません。
けど真面目にやりすぎると頭が痛くなります。

今回はとりあえず全体像が見えればと思うので、
下記の1~5を順番に進めていけば
それとなく事業計画は出来てくるんだなと
ゆるーくとらえておいてください。

1.前提条件
  目的と目標(ゴール)を決める
2.環境分析
  自分の強み・弱み、市場調査、時代の流れから
  進むべき方向性を探る
3.戦略立案
  どんな顧客にどんな商品を売るのかを練る
4.施策立案
  どんな商品をどんな価格で、どのように流通させ
  どのように宣伝していくのかを決める
5.準備
  必要な資金、設備、インフラ、人材、技術、売り先を揃える

これじゃあさっぱりだ。
この程度の道標じゃよくわからない。
自分で事業計画を立てられる気がしない。
そんな声が聞こえてきそうです。
そりゃあ自分仕様の事業計画を作るのは
決してかんたんなことじゃないので、
こんな箇条書きの説明だけじゃ難しいでしょうね。
でも手順書として参考になるはずです。

また機会があればひとつひとつ解説していきたいですね。
今回はこのへんで。

これから農業を始めようとしている方へ

ワクワクする未来の農業を作る作戦会議の場所として、気軽に情報共有できる場としてのコミュニティスペース。
分からないことを相談したり、仲間同士で励まし合ったり、これまでなかった農業のカタチを生み出したり。
これからの農業を盛り上げていく新しい農業に挑戦する仲間を募集しています。

詳しくはこちら

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 小規模農家と大規模農家 戦略も顧客も生き方も違う

  2. IKEA(イケア)と観光農園の共通点

  3. 農業収入の真実 農家はちゃんとした年収を得られているのか

  4. 新規就農者必見! 小さな農家の生き残り戦略

  5. 農法にこだわるのではなく情報発信に徹する

  6. 多品目有機農家は大手宅配会社と競合しない