援農隊。
(基本的に)無償ボランティアで畑仕事を手伝ってくれる助っ人のこと。
生産者から見れば作業を手伝ってくれるので仕事がすすんで大助かり(・・・にならないこともあるけど)。
援農隊員から見れば農業体験ができて自然にふれられるし、農家の手助けになるという満足感が得られる。
接客に追われる、やってもらったがあとで全部やり直しが必要、ってなこともあったりするので一概に農家にとってプラスばかりじゃないけど、人数と作業時間がうまくはまると相当助かるものです。
松本自然農園には20日、21日と最強の援農隊がやってきました。
僕の両親です。
長時間手伝ってくれたわけじゃないし、富山からわざわざ遊びに来てくれているので基本的には休日だし、作業としては大きく前進したわけじゃありません。
ただし他人様に手伝ってもらうのとはうれしさが違いますね。
ふつうはこういうの家族労働なんでしょうけど、離れて暮らしているので援農隊に近いような気がします。
嫁が手伝ってくれている、じーちゃんばーちゃんが手伝ってくれている。
そういう農家はずいぶんラクなのかなと感じました。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・