定期購入ありがたや

今日は畑に出ないでせっせと出荷作業。
金曜日なのになぜ?
松本くんとこは月&木曜日が出荷日じゃなかったか?
と突っ込めるあなたは松本自然農園のファンです。

明日からの土日で開催されるイベントで野菜を売りたい、という御要望をいただいていたので調整やら袋詰めやらやっていました。
不特定多数にむけて販売するような直売だと、見栄えが非常に重要なので形や大きさを揃えたり梱包を丁寧に過剰にしてみたり、ふだんやらないような面倒な仕事が発生します。
面倒なんて言ってはいけませんね、世間的にはこれが当たり前ですから。

そこにかける手間、野菜の単価設定、見た目を重視されることで発生する歩留まりの悪さ、どれをとっても普段うちがやっているような野菜セットにかないません。
普段使いの野菜として定期購入していただいていることに、改めて感謝の気持ちがわいてきます。
ホントありがたいです。
定期購入が基本だから、1ヶ月先の売り上げ予想ができます。
3か月先の収穫を見越してタネを播けます。
1年先の貯蓄計画が立てられます。
安定しているからこそ、いい仕事ができます。
栽培に集中できます。
いいモノが採れるようになればそれをお客さんに還元できる。
好循環です。

直売のいいところは名前を売ることができる、という点でしょうね。
今回は店頭に立ちませんのでチラシを見てもらってHPを検索してもらえたら販促になります。
毎回思惑どおりにいくわけではありませんが、その直売を最大限生かすにはどうしたらいいのか、ということは考えなければならないと思います。

あ、そうそう。
自営業にはボーナスなんてありませんが、うちではこういう突発的な収入をボーナスとして位置づけています。
自営業のボーナス
今回は非常に大きな旅行資金になりました。
ありがとうございます。
そのうち旅に出ます。
・・・子どもが喜ぶようなところへ。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【農業のキホン07】C/N比そして窒素飢餓。有機肥料マスターになるための第一歩です

  2. 【基礎編】トマトを栽培するときの最重要ポイントとは?

  3. 【天下統一】農業版”食べログ”の衝撃。チョクバイ!は直売市場をひとつにまとめるか

  4. 【後手】ナスには申し訳ないと思うが私はあなただけを愛することはできない

  5. 農家のための災害復旧支援。国はどこまで助けてくれる?農家はどこまで負担する?

  6. 【反映】ズッキーニの誘引ちょっと違うんじゃね?というご意見をいただきましたので・・・