天からの贈り物

農作業中に近所のおばちゃんが車を停めて話しかけてきました。
はじめて話すおばちゃんです。
なんだろう?と思って話を聞いてみると
廃菌床いらんか?
という相談でした。
ここ松平地域では椎茸の菌床栽培をしている方も多く、組合ができているほどなので廃菌床も山のようにでてくるみたいです。

ちなみに廃菌床というのは原木の代わりになるもので、オガコにキノコ菌を住まわせた培養土です。
キノコ栽培が終わってでてきたオガコくずですが、有機物分解能力の高いキノコ菌が生きている状態ならばこれほど有効な土壌改良剤はないと言ってよいほど。

じつは以前から探していたんです、廃菌床。
畑で使いたいなぁと思っているまま今に至っているのですが、それが向こうからやってきてくれるとは思いもよりませんでした。
それもこれも、地域に入り込んで畑をせっせと管理していたからこそです。
この地域に僕の存在が広まってきたからこそです。

オカラはタダで手に入る有効な肥料としてたくさん使っています。
ここに廃菌床という強い味方が増えるわけです。
松本自然農園は今年さらにパワーアップしそうです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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