外的要因はどこにでもある

農業は天候に左右されやすい。
と人は言う。
台風が通過すれば大なり小なり被害はあるし、天候不順で例年より寒かったり暑かったり、降水量がやたら多かったり少なかったり。
たしかに天候によって一喜一憂する仕事だと思います。
ようは外的要因に左右されやすいと。
だから「農業は大変だね~」とよく言われるし、左右されること自体は間違いなくそうだろうと思います。

だけど。
農業ばかりが外的要因に左右されるわけじゃないと思う。
特別扱いされるのもちょっと違うと思う。
たとえば歴史的な円高によって業績が悪化している企業なんていくらでもいるし、日中関係が悪化したことによって困るところだってたくさんある。
自分じゃどうしようもないところで左右される、というのは農業に限った事じゃないと思います。

「天候に振り回されてまーす」と言うのは簡単だけど、いち農業者としてそこに甘えたくないですね。
夏に雪が降るわけじゃないんだし、台風が瞬間移動するわけじゃない。
起こりうる被害を想定してできる限りの対策をすれば(もちろん労働コストアップですが)たいていのことは防げます。
天候に左右されてしまった原因は自分にある。
というところに気持ちを持っていけたら、と思うんですがなかなか難しいです。

就農8年目。
ここから先は心の強さが課題になりそうです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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