初・耕耘機

収穫→出荷作業→配達という一連の作業以外はほとんど仕事をしなくなってしまいました。
草が伸びるわけでもないし、夏野菜の片づけはほとんど終わってるし、いまから播くようなタネはないし。
例年通りですが12月は農閑期です。

こうなると困るのが研修生。
畑に来てもやることがないし、肝心の農園主は農閑期なのをいいことに休みばっかりとるし、そういう季節なんだと言ってしまえばそれまでですが研修生としてはなにかしら経験を積みたいもどかしさがあると思います。
たぶん。
僕がそうだったから。
僕の場合、研修先は11月いっぱいで修了だったしそのあとは就農に向けて動いていたから冬の時間の使い方で困ったことはないけど、冬に研修を継続しているときはどうするんだろう。
勉強か。

9月からの研修生Hさんは、これまで刈払機しか機械を使ってきませんでした。
まったくの素人からのスタートだったので様子をみたわけですが、来年春から使ってもらおうと思っていた耕耘機を今日走らせることになりました。
前倒し。
彼にはそうさせる熱意があります。

機械を使うというのは、ただ単に操作ができればいいというだけではなく、そこに将来植えられるであろう野菜の育つ姿を想像しながら耕耘回転速度・深さなどの微妙な調整をしていく職人の仕事です。

最初は操作で手いっぱいだと思うけど、少しずつ耕耘機の奥深さを感じてほしいものですね。
と言ってみても自分もまだまだ未熟。
一緒に高みに登っていきましょう。

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多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

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有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

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だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
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