出荷のときに使っている箱。
ダンボールは買うと馬鹿にならないくらい高いので、スーパーなどでもらってきています。
専用の箱を用意したりロゴをプリントしてみたり、そういうのは見た目はいいと思うしお客さんが受け取ったときに感動が大きくなるかもしれません。
ただし定期宅配の場合は毎週・隔週のことなので箱自体はどんなものでもいいようですよ。
どうせ捨てちゃうんだし。
わざわざお金をかけて外見にこだわるなら、僕は中身をよくすることに力を注ぎたいですね。
そのタダでもらってくるダンボールにはいちおう希望する箱サイズがあります。
宅配業者でいわれる80サイズ(3辺合計が80cm)くらいです。
このくらいが松本自然農園の野菜セットには丁度いい大きさ。
よくもらってくるのが2Lペットボトルが6本もしくは1.5L×8本入るこの箱。
高さがあるので野菜の詰め込みには気を遣いますが、逆にいうとスペースをとらないので出荷場が狭い場合は大変助かります。
そしてこちらも2L×6本タイプですが少し形が違います。
野菜を詰め込んでいくのにそんなに大きな不都合はないのでこちらもよく利用します。
これは500mlペットボトルが24本入っている箱。
寝かせて使えると野菜を箱詰めするには最適な形なのですが、ふたになる部分を上にもってくると高さのある箱になってしまうのが難点。
あまり利用していませんがコンビニ等でもらいやすい箱なので要チェックです。
そして(写真はないのですが)900ml×12本タイプは一番のお気に入り。
この箱がぴったり80サイズになります。
若干強度が頼りないので100点はつけられませんが、サイズ的には大満足です。
大根が大きく仕上がった時は入れるのに苦労しますけど。
そんなに熱く語るようなことじゃないんですが出荷の際のダンボールは営農上どうしてもおさえておきたいポイントなので書いてみました。
お客さんは生産者が気にしているほど箱の外見にはこだわりません。
経費としての梱包費はけっこう大きいはずなのでタダでもらえるならそれを利用すべきだと思います。
あ、もちろん贈答用で発送するときはやめたほうがいいけどね。。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・