何年やっても、何回やっても飽きないというか感動するのが発芽の瞬間。
じっくりと時間をかけて観察したいくらい。
ようこそ松本自然農園へ、と歓迎したくなります。
育苗培土を替えて新しく播きなおしたタネが発芽してきました。
だいたい4~5日くらいです。
ふつうにやればこんなものなので、前回播いたものが3週間経った今でも発芽しないのは異常でしょう。
とりあえず早め早めに進めていたので今回の播き直しが特別遅くなってしまったということはありません。
予定通りです。
ここから先は楽しくて大変な苗の管理作業が待っています。
天候にあわせてハウスのサイドを開け閉めしたり、天候にあわせて水やりの量を加減したり。
とにかく天候に左右されるので気が抜けません。
今週はなんだか天候がよくないので、せっかく発芽してきた苗の茎がひょろひょろに伸びてしまわないか心配ですが、こればっかりはしょうがないですね。
電熱マットがあるのでうっかり寒さで枯らしてしまう、ということはなくなりましたが、良い苗を育てるためには細かな管理が必要になります。
子育てよりも気持ちがこっちに向いてしまわないように気をつけながら、こまめにハウスへ通いたいと思います。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・