春に栽培する葉もの野菜はけっこう虫にやられます。
小松菜、水菜、からし菜、カブや大根も。
すべてアブラナ科の植物ですが、春にこれらを栽培するのは難しいと感じている今日この頃です。
それでも種類を揃えたいのでがんばって栽培しています。
ちょっと虫食いがあってもゴメンナサイ出荷することはありますし、ホントにひどいとさすがに出荷を断念したりします。
そんな中でキラリと光る逸品ができました。
水菜です。
なんだ水菜か・・・と思いますか?そりゃそうだ。
上記のように僕は基本的に春の葉もの栽培が苦手です。
虫食いでやられることが多いから。
露地で草を生やして、不職布やネットをかけないで栽培しているので虫がいれば当然野菜に寄ってきてもおかしくない環境だからかもしれません。
それでも耕し方、肥料分の入れ方、種まき時期などが絶妙にからみあうと、不思議なことに虫食いがほとんどない野菜ができてしまいます。
過去にも何度か経験しました。
こんなに虫だらけの環境なのに虫食いがないのはなぜだろう?ってことがいくつかの野菜で確認できています。
自然農法の考え方に沿えば、野菜自身が健康に育てば虫に食われることはないです。
自然界の弱肉強食をあてはめれば、弱く不健康な植物が淘汰されるのは当然かもしれません。
野菜自身の特性を見極め、土の条件や気候がピッタリくるときを狙ってタネを播くことができれば、手を合わせて拝みたくなるような野菜ばっかりできると思います。
そんな達人芸は僕にはまだできませんけどね。
今回の水菜は4月8日に種まきしたもの。
それより早い時期に播いた水菜は初期にかなり被害を受けました。
松平地域ではこのくらいの種まき時期がポイントなのかもしれません。
ご近所さんの家庭菜園って春野菜あんまりやらないで夏野菜からスタートするんで参考に出来ないんですよね。
こういうのは自分で経験を積むしかないのかなぁ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・