農家が農水省に抱く印象は様々で、政策に振り回され痛い目を見てきた農家は批判的に構え、補助金ジャブジャブもらってオイシイ想いをしてきた農家は親方日の丸万歳三唱する。
農家によって農水省との距離感や抱く印象は様々ですよね。
とはいえ農家が農水省をどうとらえようが、良くも悪くも農林水産省の舵取りが日本の農業を先導しているのは間違いないわけで。
会社の社長に不満があっても、所属JAの方針に不満があっても、従わざるを得ない部分があるのと同じで、農家である以上は農水省の意思決定に影響を受けるのはしょうがないことです。
だからこそ農水省の方針、舵取りは常に気にする必要があるんですが、、、なんだか遠い存在だとは感じませんか?
無機質というか人が見えないというか。。。
頭のいい人たちが冷房のきいた涼しいところで政策決めてるんでしょ。
現場のことを知らずにあれこれ決めちゃうんでしょ。
とっつきにくい印象、自分とは無縁の存在感がスゴいです。
そこにきてBUZZ MAFF(ばずまふ)ですよ。農水省、国家公務員のイメージをぶっ壊す日本初の取り組み。国家公務員初のYouTubeチャンネルとして話題沸騰しています。
農林水産省公式YouTubeチャンネル「ばずまふ」https://www.youtube.com/channel/UCk2ryX95GgVFSTcVCH2HS2g
今までになかった禁断路線で常識を覆しています。エンタメYouTuber化したオモシロ動画、大臣いじり、勝手に記者会見、朝の連ドラ解説、などなど。国家公務員がこれやって大丈夫なの?と心配してしまうような動画を出し続けています。
開設からもうすぐ2年が経とうとしているなかでチャンネル登録者10万人を越え、結果を残し認知されてきた今だからこそ、当事者は現状をどう評価しているのか気になるところです。
ということで今回はゲストに農水省広報部、ばずまふチャンネルの中心人物である白石さんをお呼びしてインタビューしています。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・