キャベツ、ブロッコリー、ナス、ピーマン、トマト。
播かなきゃいけない種は山のようにある。
発芽して、双葉から本葉へと生育が進めば、その姿からどんな野菜なのかわかることもあるでしょう。
でも、
同じキャベツだけど、品種Aと品種Bを同時に育てていくこともあるわけで。
その見分けがつかないこともあるわけで。
その品種がごちゃごちゃになったら大変でしょ?
Aだと思って植えておいたのに、育ってみたらBだった。
AとBじゃ肥料の加減が違うんだよね~とか、
株間をビミョーに変えてるんだよね~とか、
困ったことになりますよ。
だからラベルをつけておきます。
セルトレイにラベルを刺しておきます。
大事ですよ、ラベリングは。
だってさ。
「田中さん、こんにちは。」
って言われて、
「いや、加藤ですけど・・・」
とか、名前を間違えられるのいやでしょ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・