送料(物流コスト)高騰に対応するための2つの方向性

近年、ネット通販の伸びや人材不足の影響で物流コストが高騰しています。
地元密着で、近隣の配送のみでやっていくならあまり気にならないことですが、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便などを利用して配送を行うときには
送料の高騰
は非常に影響力の強い問題です。

送料が高すぎれば、お客様から購入してもらえる数が減る。
というのが分かりやすい問題点。
大手企業と比べると、配送業者と契約する配送料が高くなってしまうのも問題でしょう。
(大口契約によりまとまった個数があれば安くなる)

じゃあ小さな農家は、このまま手をこまねいて見ていることしかできないのでしょうか。
苦しみ続けるしか道はないんでしょうか。

一般的には状況が厳しいことは間違いありません。
でも、道はあります。
さがせばいくらでも見つかる、と言ってもいい。

今回は解決策、とまでは言い切りませんが、解決につながる方向性を示してみます。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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