虫食いの原因を考える

風が強い。
畑に立っているだけで帽子がふっとんでいく。
おまけに寒い。
昨日までの生ぬるい気温とはちがって肌につきささるような寒さ。
この気温差は気をつけないと風邪をひいてしまいそうだ。

コマツナの様子を見ようと思って霜よけ用の不織布をめくってみると、けっこう虫に葉を食べられていました。
こんな寒いときから?
と思いましたが、ビニールトンネルをかけて保温していた時期もあったのでそのせいかと推測できます。
さらに、このコマツナがある場所は畑の中でも虫食いの被害にあいやすい傾向があるような気がしています。
昨年の秋、畑内のほかの場所で育てていた野菜が虫食い少なく大きくなってくれるのに、ここだけいつまでたっても虫食いが収まらなかったという苦い経験をしました。
土の状態がほかとは違うのでしょうか。
虫の数が絶対的に多いのか、微生物レベルでのバランスが崩れているのか。
いまのところ明らかにはなっていませんが、コマツナ・チンゲンサイ・水菜のような葉もの野菜がつくりにくいことだけは確かです。
原因を究明しつつ、葉ものはなるべくここで作らないようにしていこうと思います。

と言っているそばから本日チンゲンサイのタネを隣の列に播きました。
大丈夫か??

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 農家のための災害復旧支援。国はどこまで助けてくれる?農家はどこまで負担する?

  2. 【六次産業化】難しい理由3つ&成功のコツ3つを知れば六次化のハードルは下がる

  3. 【成功?】芽だししたタネをセルトレイへ。カボチャとモロヘイヤ

  4. 【応用編】難しいと言われるキャベツの有機栽培をどうやって実現する?

  5. 【成長】不織布を片づけながら一石二鳥を狙う

  6. 農業人口減少と高齢化 ピンチではなくむしろチャンス!