大晦日の締め

専業農家としての第一歩を踏み出した2006年。

サラリーマン稼業と決別してはたして自営でやっていくことができるのか?という不安をかかえた状態での決断でしたが、やってみたらなんとかなりました。

動いてみればなんとかなるもんです。

もう一年だけ兼業で・・・なんて調子だったら今の状況はないでしょう。

結果オーライですね。

来年の目指すところは「農家の品格」か「稲バウアー」か。

ご期待ください。

松本自然農園は着実に成長しました。

たくさんの野菜を買っていただき、たくさんの出会いがあり、そこから雑誌掲載やTV出演をさせてもらいました。

そのせいか一部マニアの間では知られる存在になってきたようです。

初めて会う人なのにHPを見て知ってくれてたりするとドキッとすることがあったりして。

有名人気分になれるけど、悪いことはできませんなぁ。

畑自体は2年目。

僕が大ざっぱなせいか雑な管理がかなり目につきますが、それが野菜にとって心地よい管理ならヨシとしましょう。

幾何学的な畑は望むところでありません。

反省点は多いですが確実に栽培技術は上がっているので、来年はさらに期待できます。

よそ様の野菜が食べられなくなるような特徴のある味を追求していきましょうかね。

2007年はどんな進化をとげるでしょうか。

松本劇場を引き続きお楽しみください。

今年一年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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