まつもトマトは入れすぎで嫌がられたい

野菜によって好調・不調こそあれ、全体としては安定した収穫量を確保できている今年の夏。
野菜セットをつくるのも少し余裕があります。
ナスやピーマンのように実のなる野菜はずっと収穫を続けるので、今週は入れたから来週は入れないで休みにしよう、ということができません。
一度収穫が始まったら夏の間はずっと出荷をしていきます。
そういった理由によりセット内容のバリエーションが少ないのが夏の特徴かな。

今夏の不満。
それはトマトの収穫量がそれほど多くないこと。
もちろん昨年までと比べれば安定して収穫できているので上出来だと思いますが、欲が出てくるというのかもっと量が採れたらいいのになぁという気持ちになっています。
決して少ない収穫量じゃないし、野菜セットに入る量としてはじゅうぶん確保できています。
でも、なんというか、もっとたくさん入れたいんですよ。
トマトを。
ごそっと1kgくらい入れて「こんなにトマトいらんわい!」とお客さんから苦情を頂きたい。
トマト好きの家庭からそういう苦情を聞いてみたい。

それができる量を栽培したことはあるんです。
今年は栽培数が多くないですが昨年まではもっと多く作付けしていたので、おそらく1セットに1kgのトマトを入れるくらいの量は採れたはずです。
そのピークは長く続かなかったけど。

育苗ハウスでのトマト栽培、露地での雨よけ栽培。
どちらの初めてのことだったので控えめの栽培面積にしていましたが、どうやらうまく育てられそうなので来年はもうすこし作付け量を増やすかもしれません。
手のかかる野菜なのでほどほどにしないと痛い目にあいますが、僕自身がトマト好きなのでがんばってもいいかなという気にさせられますね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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