ビニールハウス撤去

今の姿からは想像もできない過去の遺産。
小さなビニールハウス。

松本自然農園をはじめて2年目はこのような小さな簡易ハウスを建てて育苗していました。
育てられる苗の数はかぎりなく少ないですし、温度管理もうまくいきません。
それでもその時点で持ちうる資源を使っての小さなハウスでしたから、苗を作らなければと必死になっていて不満を言っている暇はなかったように思います。
このあと、自動車用のパイプ車庫を改造したビニールハウスを建て、今年になって畑に本格的なハウスを建て、ようやく外から見ても農家らしい姿になってきました。

小さな簡易ハウスは使われなくなり、ビニールがやぶけて保温ハウスとしての役割を終え、ついに撤去のときが。

撤去といっても組み立て自体がものすごく簡単なのですぐに終わってしまいます。
名残惜しいとか言ってる暇もありませんでした。
とはいえ片付けてしまうとさみしいもんです。
お勤めごくろうさまでした。

上の写真の左端に写っているのが3年目から5年目まで使用していたビニールハウス。
6年目の今年も途中まで使用していました。
今ではすべての苗が畑の大ハウスに移動してしまったので中はひっそりとしています。
今日はこちらも片づけをしておきました。

撤去はしませんが洗濯物を干せるなぁと思っているので掃除だけしときます。
ビニールハウスって冬でも温度がけっこう上がるので物干しには最適なんですよ。
あと家の中は寒いのでハウスで過ごすのもアリかなと。
本来の使用方法、ビニールをはがしてパイプ車庫として使う手もあるので今後の身の振り方は家族とも相談のうえで決定したいと思います。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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