通路の幅は機械に依存してしまいます

耕すのも畝を立てるのも、うちでは管理機という機械ひとつでやっています。
耕すときは正転、畝を立てるときは逆転でロータリーを回します。
正転は普通の耕耘作業、逆転させると土が跳ね上がってくれるので畝立てに向いています。

当然のことながらロータリー幅にあわせた通路ができることになります。
夏野菜はわっさわっさと茂るので通路をしっかり確保しておかないと歩けなくなってしまうので、通路を広めにとるのは至極当然のことです。
でも小松菜や水菜などの葉もの野菜はそれほど通路を必要としません。
収穫するときに歩ければいいくらいの通路さえあればいいので。
そうなると管理機の逆転走行で作った通路はちょっと広すぎるかなという感覚になります。

ということで畝の立て方を変えてみました。
通路幅は両足で立てないほど。
どこもかしこもこんな細い通路にしたら歩きにくくてしょうがないですが、葉もの野菜を栽培するところだけは細くてもいいんじゃないかと。

もちろんクワで地道にやったわけじゃありません。
管理機に倍土器というアタッチメントをつけて走っただけ。
倍土器は前から持っていたんですが倉庫の肥やしになってました。
ここにきて役に立つとは思いませんでしたね。
倍土器を使った畝立てにもっと早く気付け?
そりゃそうだ、ごもっとも。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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