作業機(アタッチメント)を変えることで様々な作業をこなすことが出来るトラクター。耕耘はもちろん畝立て、農薬や肥料の散布、収穫、運搬などいろんな仕事をこなすスグレモノなので持っている農家はかなり多いでしょう。
ただ、非常に高価な買い物なのでぽんぽんと買い換えることも難しく、できるだけ安く買いたいとか、買ったら長く使いたいとか、自分に合うものをずぱっと選びたいとか、トラクター選びは慎重にならざるを得ませんよね。
ということで今回はトラクターの選び方について詳しく話してみました。
<追記>
コメント欄を見るかぎりでは30馬力トラクターで20ha管理は無理があるという意見が多いです。
この数字は農林水産省「農林業センサス2010」の資料を基に示したもので稲作をベースにしています。
https://www.maff.go.jp/j/council/sizai/kikai/16/pdf/data2-2_4.pdf
あくまでも理論値なので、現場の声とかけ離れているのかもしれません。
また、最近JA全農から出ている共同購入トラクターについても、33馬力を10~30haで経営する担い手の利用を想定しているとのことで販売しています。
https://www.agrinews.co.jp/p52021.html
農林水産省とJA全農、両者の数字に大きな開きがなかったため動画内で馬力指標として用いております。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・