見込み客(ターゲット)をしっかり定めたうえでブログに記事を書いていく。
そうしなければネット上に無数にあるサイトのなかから自分のブログに来てもらえないし商品を買ってもらえない。
という話を前回の記事で書きました。
いや、でも。
ターゲットに向かって記事を書き続けることで、なんでサイトを見てもらえるようになるの?
なんで買ってもらえるようになるの?
農業日誌を書いているだけじゃだめなの?
っていままでブログとかやったことない人は思いますよね。
今回はそのあたりを詳しく書いていきます。
簡単に言ってしまえば。
yahooやgoogleで検索をしたときに、検索結果で1番とか2番あたりに自分のブログが表示される。
そのためにブログに記事を書きためていく。
検索エンジンに評価されるために記事を増やしていく。
ということです。
これを知らなければ、日々の作業日誌をブログで毎日がんばって書き続けているのに、
なんで検索結果に出てこないんだ?
なんで商品が売れないんだ?
と悩むことになります。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
駅前通りは集客力バツグン
ホームページやブログは作っただけでは誰にもみてもらえません。
あなたのことを全く知らない新規の見込み客に来てもらうためには、検索エンジンで上位に表示される必要があります。
例えて言うなら。
駅前通り商店街。
駅前に広がっている商店街への人の流れが、インターネット検索での人の動きによく似ています。
yahoo検索で「有機野菜 販売」と検索したとします。
そのときの検索キーワードは駅です。
「有機野菜 販売」駅です。
その駅の、駅前の通りは検索結果1位~10位。
たくさんの人の流れがあるため多くの目に留まります。
一本裏道は、検索結果11位~20位。
駅前通りほど人の流れはありませんが、それなりに人の目につく立地です。
駅から離れた地域が21位以下。
人の流れがあまりないので、そこに店が建っていても存在に気づいてもらえません。
なにか調べ物をしようとしたときには、yahooやgoogleなどの検索エンジンにキーワードを入力して検索しますよね。
それは、検索キーワードの駅に降り立つことを意味します。
その駅の周りには、検索キーワードにマッチしたお店がたくさん並んでいます。
駅前通りにはずらっとお店が並んでいます。
検索者は。
駅前通りに並んだお店、つまり検索結果を見比べながら自分が入ってみたいお店を物色していきます。
自分が知りたい情報が書かれているサイトはどれだろうかと探すんです。
検索結果の1番目から順に、1ページ目に載っている検索結果をみて自分が求めているサイトを探します。
そして気になる店があればリンクをクリックします。
つまりは入店。
入店するというのは、サイトに訪れてくれたということです。
入ってみて欲しい情報が書かれていなければ、店から出て別の店に入ります。
それを繰り返しながら、自分が求めているものを探していきます。
もし表通りに気になる店がなければ、裏通りにも足を伸ばして店を探すかもしれません。
これは検索結果の2ページを見てみるということです。
このように。
検索エンジンでの流れを、駅に降り立った人の流れに例えてみると、駅前通りに店を構えることの重要性が理解できるはずです。
駅前通りはとくに人の流れが多い。
入店される可能性が非常に高くなるということ。
もちろん。
一番駅に近いところに店を構える、つまり検索結果1位に表示されることが最も多くの人の目につくのは容易に想像できます。
ということは。
インターネットでホームページやブログをつくるときに、なにを気にすべきかわかりますよね?
たくさんの人に訪問してほしいと考えるのであれば、検索結果で上位に表示されることは非常に重要だということです。
どんなキーワードを狙うのか
検索結果を意識するときに考えるべきことは2つあります。
ひとつはどんなキーワードを狙うのかということ。
まずはどんなキーワードで検索した人に来てほしいかを考えます。
そして、そのキーワードにマッチするような記事を書いていくんです。
たとえば。
有機野菜 販売
と検索した人がサイトに訪問してくれたときには。
明らかに有機野菜を買いたいと思ってくれています。
このキーワードを狙うのであれば、どんな商品を売っているのか、どんな特徴があるのかを詳しく説明して、買いたいと思ってもらえるようなページを作ればいいんです。
有機野菜 安全
と検索した人に対しては、商品の安全性について詳しい説明が必要です。
とにかく自分の商品は安全である、その根拠はこんなところにあります。
というような主張を並べることで、お客様は安心して購入してくれるようになります。
有機野菜 ギフト
と検索した人に対しては、贈答用としてどれだけ魅力的な商品なのかをアピールすべきです。
検索してほしいキーワードを意識して記事を書いていく。
そういう記事をどんどん増やしていくことで、サイトに訪れてくれる人は増えていきます。
有機野菜 販売
と検索したときに検索結果の上位にサイトがあれば訪問者は増えます。
有機野菜 安全
と検索したときにも検索結果の上位にサイトがあれば、さらに訪問者は増えます。
有機野菜 ギフト
と検索したときにも検索結果の上位にサイトがあれば、もっと訪問者は増えます。
いろんなキーワードで検索結果の上位に表示されるということは。
サイトへの入口がどんどん増えていくということです。
これはつまり。
先ほどの駅前通りの例でいえば、たくさんの駅前に店を持つということです。
いろんな駅(検索キーワード)でメインストリートに店を構えられる(検索上位表示する)ようなサイトを作っていくことで、あちこちから入店してもらえるようになります。
多くの人が検索しているキーワードなのか
ただしここで注意点が。
検索結果を意識するときに考えなければならない重要なことがあります。
それは、競合を知るということです。
つまりはライバルを知るということ。
商品の売り込みをしているホームページやブログはインターネットには数多くあります。
ビジネスが目的なら間違いなく、商品を販売したいと思ってサイトを作っています。
だから。
さきほど例で挙げた「有機野菜 販売」というキーワードは、誰しもが検索上位に表示させたいと考えています。
そして実際に、検索結果に出てくるのは有機野菜の販売サイトばかり。
しかも名の知れた有名企業もずらりと並んでいます。
そのキーワードでは競争相手が強すぎるし、多すぎるんです。
競合が多いと、狙ったキーワードで検索上位をとるのは非常に難しい。
というのは容易に想像できますよね。
実際、そのキーワードではOisix(おいしっくす)やナチュラル・ハーモニーなどの大手業者はもちろん、有名な業者や農家が検索結果の上位を占めています。
そこへ個人でやっている小さな農家が検索結果の上位に表示させるのは、やはり難しいと考えるのが妥当でしょう。
もちろん。
「有機野菜 販売」というキーワードは検索する人たちが大勢います。
「有機野菜 販売」という駅に降り立つ人の流れは非常に大きいので、たとえ裏通りであっても、検索結果の上位じゃなくてもサイトに訪れてくれる人はけっこういます。
そういう意味では、新宿駅のような「有機野菜 販売」駅を狙ってみるのもアリなのかもしれません。
でもまあ、基本的にはライバルが少ない駅で出店したほうが入店してもらえる確率が上がります。
新宿駅から徒歩20分かかるところに店を構えるより、地方都市である豊田市駅の目の前に店を構えたほうが、入店する人の数が多くなるということです。
ということで。
新規の見込み客を増やしたい、自分のサイトに人を呼び込みたいと考えているのであれば、
検索キーワードを意識してブログを書く
ということを実践してみてください。
次回は。
農家ブログ革命 ファン向けの記事、集客のための記事を明確にする
というテーマで書いていきます。
お楽しみに。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・