有用な除草剤として古くから世界中で使われているラウンドアップ。
危険な農薬であるかのような意見・報道が多いような気がするけど、問題の切り分けをせずに騒いでいるような印象を受けます。
議論されているのは主に二点。
①発がん性からの健康被害
②遺伝子組み換え問題からのモンサント批判
推奨派に偏るわけでもなく、反対派に寄り添うのでもなく、フラットに両論があることをお伝えしたいと思います。
調べていく際に参考にさせていただいたのが東大名誉教授 唐木英明氏。
氏の主張を中心に据えながら、いち生産者の立場をとりつつラウンドアップ問題とはなにかを解説します。
いまだ議論の分かれる問題だからこそ、自己主張や答えを出すのではなく視聴者自身が考えるきっかけになるように構成していますので、長時間動画ですが是非ご視聴ください。
【参考】ラウンドアップの風評を正す
(サイト「農業ビジネス」内の特集記事)
https://agri-biz.jp/item/detail/4965
ちなみに・・・
今回の内容はわりとラウンドアップ擁護派の意見に近いかと思いますが、反対派の意見として元農林水産大臣 山田正彦氏の発言を聞いてみると両論を知ることができて非常に勉強になります。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・