雨が少ないと調子がいいのはトマト。
トマトを作っている家庭菜園erとか自給農家さんも口をそろえて調子がいいと言っています。
毎年いまくらいの時期から管理に手が回らなくて倒れていくトマトですが、管理ができていて雨で病気にもかからないので今年は元気いっぱい。
ついに支柱を超えて手が届かないところまで伸びてしまいました。
支柱の長さは210cm。
地面に埋まっている部分や畝の高さなどを考えても、支柱の先端は地上から2mくらいの高さにあります。
それをすっかり超えてしまうとは・・・。
トマトの生育は茎が伸びていくにしたがって、
葉―葉―葉―果実の房―葉―葉―葉―果実の房―・・・
という周期をくりかえしていきます。
で、果実がつくところを下から順に1段目、2段目と数えていきます。
だいたい家庭菜園や初級農家(?)は6段くらいまでの収穫を目標にするみたいです。
現在、松本自然農園のトマト(まつもとまと)は11段目が着果中。
しかもトマトは二本仕立てといって、茎を2本伸ばしていく整枝方法をとっていてそちらも加えると20段くらいまで着果していることになります。
トマト栽培は毎年難しいなぁと感じていますが、今年みたいにスイスイ生長されると変な自信がつきます。
オレって天才?くらいの。
でもこれは天候のおかげ。
天狗の鼻は折ってしまうにかぎります。
ミニトマトの糖度は8度くらいありました。
もはやフルーツトマトの領域です。
これも天候のおかげ。
ピノキオの鼻も折ってしまいましょう。
晴れつづきのおかげで他の野菜は調子わるいけど、トマト栽培に自信がつく素晴らしい天候かもしれません。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・