昨日は人を呼んでじゃがいも掘り。
そして今日は講演会に行ってきました。
農作業あんまりできてませんね。
いいんです、農閑期ですから。
豊田市にある家から2時間ほどかけて豊橋市へ。
愛知大学の豊橋校舎が会場です。
しゃべるのは赤峰勝人氏。
大分県で循環農法(有機農法)を実践しているスーパー百姓です。
「ニンジンから宇宙へ」の著書は農業界ではあまりにも有名。
僕がいつか会ってみたいと思っている人のうちのひとりです。
登場したときの第一印象は
あーけっこう普通のおっちゃんだ
という感じ。
見た目は優しそうにニコニコしている、近所にいそうな雰囲気でした。
話しはじめてもやっぱり普通のおっちゃん。
ちょっとオヤジギャグを混ぜて話をするあたりも。
でもね、講演内容はそのへんのおっちゃんにはできない重みがありました。
現在の循環農法にいたるまでの経緯、積み重ねてきた経験、これから先の展望。
農業を実践してから3年目の僕からみれば、とんでもない高みの存在に映りました。
すげーよ、この人。
講演内容は彼の著書にのっているようなことなので僕にとって目新しい発見はなかったけれど、経験から導かれた言葉の重みには感動しました。
まだまだ青いな、オレ。
単に野菜を作れて売れればいいってもんじゃないな、これ。
明日からやるべきことが増えたな、ぐえ。
そんなわけで片道2時間かけて講演を聴きにいった甲斐がありました。
循環農法に染まるつもりはありませんが、新しいパーツを手に入れた気分です。
明日からの松本自然農園に期待しましょう。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・