ちょっと前の話ですが、畑を耕そうと思って耕耘機のエンジンをかけたがいっこうにかかる気配がない。
寒いからか?
とも思ったが10分くらいリコイルスタータのひもを引っぱってもかからない。
オラァ!オラァ!
と汗をかくほど引いてもだめ。
研修生がちょっと機械に強いので見てもらったら、どうやらスパークプラグで火花が飛んでいない模様。
プラグを替えても同じだったからプラグコードか、その先のイグニッションコイルが問題だろうと推測しました。
でもそこからは専用工具がなくて部品を外せず断念し、結局農機具屋さんに修理をお願いしました。
その翌日(農業界では珍しい速さ!)、治ったというので耕耘機が帰ってきました。
やっぱりイグニッションコイルだそうで。
パンクしたとか言ってました。
研修生の見立てはビンゴでした、さすがです。
機械を使用している以上は故障はつきもの。
日ごろのメンテナンスで回避できる故障は減らしたいですが、壊れるときは壊れます。
いつ壊れても作業日程に支障がでないことが理想ですが、なるべくそれに近づけるように体制を整えたいものです。
そして農機具屋さんのレスポンスの速さも重要。
今回のことで評価がかなり上がりました。
頼りにしちゃいますよ、川合農機さん。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・