育苗ハウスに残っていた最後の苗、ソラマメとエンドウを畑に植えました。
これでハウスの中はすっからかんです。
閑古鳥が鳴いています。
開店休業状態です。
商売あがったりです。
今年の4月、今の家に引っ越してくるなり建てた育苗ハウス。
トマトの雨よけでつかっていた支柱とビニールで形成され、加温機能は一切ありません。
昼温が高くなるだけ。
夜温が上がらないので夏野菜の苗づくりは困難を極め、予定よりも生育スピードはゆったりしていました。
それでも無事に定植し、収穫までこぎつけることができたのは育苗ハウスのおかげ。
ちゃんとした設備がなくてもどうにかなる!と教えてもらったようなもんです。
夏には秋野菜の育苗をするためにサイドをビニールからネットに変更。
キャベツやブロッコリーなどを虫から守ってくれました。
途中から中に虫が住みついてしまったのか虫食いがひどくなりましたが、それでも大活躍に変わりはありません。
唯一の欠点は、今の栽培面積でもハウスのサイズが足りなかったこと。
来年はもっと大きいハウスが必要です。
経営規模に合わせて育苗ハウスも大きくします、夜間の加温設備はどうしましょう?
あんまり完璧にそろえてしまうのもおもしろくないですし。
金をかけないで何とかしてみましょうかね。
キーワードは”炭”と”ペットボトル”です。
わかります?
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・