畑にはいろんな野菜がある。
ホームページでは野菜たちの生育状況と称していろんな野菜の栽培履歴を写真つきで公開しているけど、載せていないような珍しい野菜もたくさんあります。
定期購入されているお客さんがちゃんとホームページをチェックしても、セットに思いもよらない野菜が入っていることがある。
どう料理したらいいの?という不安や未知の領域に踏み込んでいく好奇心。
そんな驚きと感動を味わってもらうために、あえて公開してない野菜たちがいる。
(更新が手間ですべてを載せきれない、という意見もある)
そんな野菜の一部をちょっとご紹介。
あ、驚愕と恍惚の気分を味わいたいお客さん、ここから下は見ないでくださいね。
これはオータムポエム。
秋に咲く菜の花です。
アスパラ菜と呼ばれたりします。
抽だい茎菜(とう)と花をたべる「紅菜苔」に似た品種で、茎葉が鮮緑色の新しい野菜、葉軸や葉も甘味があります。
いよいよ収穫がはじまる時期に来ました。
これはチマサンチュ。
HPでは取り上げていますが赤紫のサンチュはたしか紹介していなかったかと。
焼肉で巻くなら緑色の映えますが、サラダに混ぜたり炒め物に使ったりと用途は幅広いです。
これはワケギ。
ネギとタマネギの交雑種らしいです。
長ネギがでてくる12月~翌3月を避けるように11月、4~5月に収穫できるありがたい野菜。
ネギよりも柔らかく刺激臭が少ないのが特徴です。
汁の実、薬味などが使いやすいですが魚介類との味噌和え「ぬた」が最高にうまい。
これは山東菜。
写真のように小さいうちはべか菜と呼んだりします。
白菜と同じ仲間(アブラナ科)の植物。
白菜の結球しないタイプで白菜よりカロチンが多く含まれる。
白菜におされて市場にはほとんど出回らない貴重品種です。
おもに漬物用。
これは壬生菜。
水菜の親戚みたいなもんです。
壬生狂言や新撰組で有名な中京区の壬生寺付近で多く作られていたのが名の起源。
ピリッとした辛味と香りが人気の秘密。
今年は種まき時期がすこし早かったみたいで虫食いが多いです。
最後に、日野菜かぶ。
室町時代に滋賀県日野町で発見され、当時から漬物にして京都や大阪にも運ばれていた滋賀の伝統の味。
土の上に出ている部分が紅紫色になるため、漬物にすると絶妙な色合いの染まります。
まだまだありますが本日はこのへんで。
次回珍野菜紹介は・・・未定です。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・