「一万時間の法則」というものがある。
どんな職種でも一人前になるためには一万時間以上の訓練が必要だという目安です。
若くして一流と呼ばれている石川遼さん、浅田真央さん、宮里藍さん、辻井伸行さん、など世に認識されるようになるまでには幼いころからの長い訓練があると言います。
その時間が一万時間以上。
1日3時間の訓練を毎日10年間続けると一万時間に達します。
1日6時間なら5年間。
今の農業という仕事をはじめたのが2005年。
他の仕事もしながら農業を続けてきて、農業だけをみると7年間(2011年12月末)で約9000時間に達しています。
今年がいよいよ一万時間を越える年になるわけです。
一流と呼ばれるような仕事は出来ていないけど、なんとか一人前だと言えるような姿になってきているので、そういう意味では一般に言われている一万時間の法則もなるほど間違っていないのではないのかと思われます。
今年、法則のラインを越えて一流になれるのか。
乞うご期待!
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・