畑に塩はまけないけどね

遊び心は必要だと思うんです。
時間を気にしながら売上げを向上させるために経営を効率化していく。
こういう部分は自給農になりがちな有機農家にとっては大切な視点だと思います。
けどそんな中でも自分自身が遊ぶ余地はある程度持っておいたほうがラクかなと感じています。
その遊びが最終的にはお客さんにとってプラスになったりするし。

僕がよくやるのはハーブや珍野菜などの栽培。
バジルやミントはわりと主力ですがレモンバームやらコリアンダーやらタイム、セージなどを育ててみたり、畑の入り口にはキウイが植えてあったり。
食用ヘチマや食用ホオズキなどもそういう遊び心から育てました。
パパイヤも。
今年もがんばって育てたのですが、苗作りがけっこう難しくて早くも断念しそうです・・・。
そして新顔。

アイスプラントです。
知っている人は知っているけど、知らない人は全く知らない。
最近ちょこちょこ出回るようになってきた野菜です。
知らない人は自分で調べてね。
僕も説明できるほど詳しくないので。

数は多くないですが今日はこれを畑に植えました。
昨年も育てたのですが泥跳ねがあると葉の汚れがひどいので、今回はビニールマルチで栽培してみます。
どうやら暑さには弱そうなのでちょっと心配ですけど、ものは試しにやってみます。
これ、うまく育っても飲食店向けかもしくは3000円セットに入るくらいでしょうね。
それくらいの数しかない・・・。

美味くてうまく育てば来年も。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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