なんだか寒い日が続くし太陽も思ったほど出てくれていないので、夏野菜の種を播こうかどうしようか迷うところですが、今年は例年よりも早めのスタートを切りました。
ナスとピーマンのほか、春に収穫する予定のブロッコリーとキャベツも種を播きました。
発芽適温が違うので春野菜と夏野菜を同時に育苗するのは難しいのですがなんとかなるでしょう。
今年から電熱シートを使うようになりました。
温度をかけて育苗する、いわゆる温床育苗(おんしょういくびょう)というやつです。
これまでは温度をかけないで行う冷床育苗(れいしょういくびょう)だったので経験はありませんが、研修中に学んだので大丈夫かと思います。
温床にしたのに例年よりも種まき時期が早いってどういうこと?
もうひとつ昨年と違うのは育苗用土。
これまで色々な用土を試してきました。
化成肥料分が含まれている市販の用土を使ったこともあるし、しいたけ廃菌床を使ったこともあるし、畑土をブレンドしてみたこともあるし。
うまくいったこともあるし、失敗して苗をだめにしてしまったこともありました。
いろいろ試してみて、自分で用土を作ろうとするとムラが出てしまうことがわかりました。
これは僕だからかもしれませんが、あちこちから材料を調達してきてブレンドした用土は、まぜた材料の質によって結果がすごくばらついてしまうことが多々ありました。
タダの材料を仕入れて安く済ませようとして失敗している感じですね。
栽培の成否を大きく左右する育苗だけに、今年は購入した育苗用土をつかっていこうと思います。
化成肥料分などは含まれていません。
過去に使用したことがあるので使い勝手は分かっています。
これに畑土をブレンドすることはあるかもしれませんが、今年はこれ一本で育苗していく予定です。
2月に入れば本格的な育苗シーズン。
気合い、入ってます。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・