一年で2度、畑に空きスペースがなくなることがあります。
春野菜と夏野菜が同居する5月と、夏野菜と秋野菜が重なる9月です。
その季節に畑がいっぱいになることが、松本自然農園にとtってひとつの限界値となっています。
逆にいえば、今の季節に空きスペースが多くて余裕があるということは、畑を最大限に利用できていないということであり、もっと少ない面積で営農しなきゃいけないということです。
過去に8反(約2400坪)まで面積を増やしたことがありましたが、そのときは全部を使い切れずに農作業に追われてしまった記憶があります。
自身の技量以上に面積を持つことは、管理できなかった場所だけでなく作付けされている野菜にも影響が出てしまうようです。
僕だけかもしれませんが。
今日は、今年から借りている3畝ちょい(約100坪)ほどの畑を耕作しました。
畝を立ててヤーコンを植え付け。
残ったスペースは3分の1ほど。
これで全ての圃場でほとんどの作付けがされたことになります。
9割5分は何かが植えられています。
まだゴーヤ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、空芯菜、スイカなどのスペースは必要ですが、これから徐々に空いてくる場所もあるので大丈夫です。
農作業はひとまず落ち着いてきました。
天候が安定していると仕事が進むので助かりますね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・