情熱ふたたび

もう一週間も前になりますが、昨年もあった情熱弁当ツアーが今年も開催されました。
名古屋にある超こだわり仕出し弁当・宅配弁当屋「情熱弁当」さんとのコラボレーション企画です。
子どもたちに楽しい夏休みの思い出をつくってあげたい、という粋な計らいにより炎天下で熱中症危険度MAXのこんな時期に開催です。

当日は見学ツアーにうってつけの曇り空。
長時間畑にいても疲れない気持ちの良い天候でした。

スタッフを含めて40名ちかくの人がはたけの中をうろうろと歩き回り、農園主の説明もそっちのけで好き勝手遊びまわってくれました。
まあガチガチの説明を浴びせたかったわけではないので、そうしてくれたほうがありがたいですね。
このあとは近くの六所神社へ行って茅葺屋根舞台のそばで情熱弁当を頂きました。

相変わらずのこだわり具合に食べるのがもったいないほど。
料理にかけるまっすぐな姿勢、それを表現した弁当という名の箱庭、食べていると自分自身の生き方を見つめ直してしまうほどで、野菜&仕事にもっと真剣に向き合わなければと反省心すら出てきます。
その情熱、いただきました。

食べて眠くなったところで川遊び。
昼寝で時間を費やすのはもったいないです。

これがメインイベントと言ってもいいほどの楽しい時間です。
カワニナという淡水域に棲む細長い巻貝がワラワラといて子どもたちは楽しそうに集めていましたが、これはホタルの幼虫の餌になる貝のようです。

6月にはホタル飛びますからね、この川には。

非常に時間を気にして仕事をしたり、援農を否定してみたり、見学を躊躇してしまうような空気を漂わせる松本自然農園ですが、たまにはこういう交流も必要かなと思います。
ほんとは自前の企画で見学会を催せたらいいんですが、いろいろと大変なこともあり手を出せずにいます。
無理してやることもないだろうし、本当にやりたいと思ったときには自然とできちゃうもんなので、今は流れに任せておけばいいでしょう。

来年も情熱ツアーあるんでしょうか。
それは来年になればわかります。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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