厳寒期は農閑期

完全に冬モード。
仕事はかなりゆったりと進めています。
基本的には収穫から出荷までの一連の作業があるくらいで、畑でなにかするということはあまりありません。
タネを播いたり苗を植えたりする時期じゃないし、草もほとんど生えてこないので。
そんななかでもやるべき作業というのは意外にあるもので、ヒマだと言いながらも色々と動いています。

夏野菜の片付け。
畑にはあとツルムラサキが残っています。
これを片付けるとほぼ終了ですが慌てることもないので放ってあります。

育苗準備。
春夏野菜の苗を作るための施設づくり。
これはすでに終了して、今はパパイヤの種を播いて様子を見ています。

耕耘。
収穫が終わったりして空いている場所を耕します。
草を這わせて地面を覆っていたほうが土にとっていいという考えもありますが、春野菜の種まき時期まで放置しておくと耕しても草の分解が間に合わなくなるので、3月中に種を播く場所については既に耕してあります。

圃場整備。
土手をイノシシに崩されたりしているのでこれを修復します。

家のこと。
家まわりの管理や山の竹を切る、など。

書いてみるとそれほど多くありませんね。
ビニールハウスをもう一棟建てるということになれば多少は忙しくなるんでしょうけど、部材はあるものの建設場所がいまいち定まらないので今年はやらないと思います。
今年はすでに建っているビニールハウスでトマトを育ててみて、その経過を見て今後の動向を探る予定です。

まあ冬は作付け計画をたてたり事務処理のシステムを改良したり、勉強に時間をあてたりゆっくりくつろいで英気を養ったり、そんな感じで過ごさせてもらいます。
本格的な農閑期は、これからです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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