今年から借りている畑ではヤーコンを育てています。
初めてのところで育てる野菜にはけっこう気を使いますが、ヤーコンは思った以上にしっかりと生育してくれているようだったので安心して見ていられました。
見ていられました?
過去形?
そうなんです。
ヤーコンが元気だったのは数日前まで。
病気でやられたんじゃありません。
もちろん雨が少ないから枯れてしまったなんてこともありません。
肥料不足で生育が止まった、なんてこともなく順調に生育していました。
それが・・・
今日畑に行ってみると姿が見えなくなっていました。
背丈が150cmくらいあったと思ったのに・・・。
よく見るとそばにバタバタと倒されているのが目に付きます。
そうです。
イノシシにやられてしまいました。
全滅。
これから芋が太ってくる時期だったのですが、ちょっと太ってきたところを狙われてしまったようです。
イノシシはヤーコンを食べない、なんていう話があったので信じていたのですが嘘みたいですね。
まあ、全部倒されたけどそれほど掘り返されていないので遊びに来ただけなのかもしれませんけど。
とにかく残念。
冬場の貴重なイモ類だったのに今年はまったくお届けできません。
サツマイモはイノシシが怖いので栽培しておらず、ヤーコンもなし。
残るイモ類はジャガイモとサトイモですが、どちらもちゃんと収穫できるかいまいち自信がありません。
今年の冬は野菜セットをつくるのにちょっと悩みそうです。
あんまりクヨクヨしている時間の余裕もないので早々に片付けてしまいましたが、ヤーコン不在を補えるように他の野菜を早く作付けしてしまおうと思っています。
タネをまく場所がないないと嘆いている僕を見て作付け場所を空けてくれたのでしょうか?
そんな気遣いいらないんだけどなぁ・・・。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・