二人のほうが効率的?

現在、うちには研修生が二人来ています。
数年前から研修生を受け入れるようになって、一人で作業することはずいぶんと少なくなりました。
ひとつの作業に対して二人がかりで取り掛かることもあれば、まったく別々の作業をそれぞれ分担してこなすこともあります。
今回は二人がかり作業の話。
もちろん二人でやればラクだなぁと感じるし作業も早く終わるのですが、効率的かというとそれはまた別の話。

一人で1時間かかる仕事があったとして、それを二人で片づけて30分で終わったとします。
あー早く終わったね。
ラクだったね。
とは思うけどこれは効率的だったわけじゃない。
一人で1時間かかるなら二人で30分を切らなければ効率が上がったとは言えないんじゃないか、と思うわけです。


たとえばビニールマルチを張ったりキュウリネットを張ったりするとき、二人いたほうが一人でやるよりも効率的だなぁと感じる手順もあるけど、そのかわり一人が作業しているのを待っている時間も少なからずあったりしてトータルで考えると必ずしも時間短縮にはつながらないことも多いです。

ラクなのと効率的なのは全くちがいます
奥さんが手伝っていたり研修生がいたりと、タダに見てしまいそうな労働力をかかえているときには軽視しがちだけど、作業ひとつひとつについて二人でやることで本当に効率が上がっているのか意識したいものです。
じゃないと、一人でやってたときには500万円売り上げていたのに二人になっても1000万円どころか600万円にしかならない、ということも起こり得ます。


ふだん仕事をしていても二人のほうが効率がいいと感じる作業はほとんどありません。
研修生は一人前の労働力じゃないので二人でやってみせることも必要ですが、一人で作業したときにどうなるかということは常に頭に置いときたいと思いますね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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