昨年の秋ころから借りている圃場があります。
山奥にある秘密基地的な畑です。
今年の春から本格的に使用するつもりだったので、昨年秋には土壌状態をみるために試験的に野菜を育てていました。
ほとんどの野菜がトウ立ちしてしまって、そのまま放ってあったので地主さんはきっとヤキモキしていたはずです。
本気で畑を使う気があるんかい、と。
そんな状態から、いよいよ春作の第一歩が始まりました。
耕して、そして畝立て。
一気にやってしまいました。
生草をそのまますきこんでしまうことや、翌日には種まきをしてしまうことなど、常識では考えられないことをやってしまうのが松本自然農園なので、この畑はこれで栽培の準備が整ったことになります。
今週は種まきラッシュですよ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・