最近の育苗。
大きな変化はありませんが、全体的にじわじわと大きくなっています。
購入している用土を使っているおかげで生育のばらつきは少なく、安心して育苗を続けられています。
電熱シートは使っていますが、夜温の設定をけっこう低くしているのでそれほど早い生育状況ではなくなってきています。
ただ問題がひとつ、かなり広くとったはずの苗床スペースがすでにいっぱいで、あちこちに苗があふれているような状況。
これからカボチャの種まきがはじまるのに大丈夫か?といった感じです。
一方、畑では今日久しぶりにまとまった雨が降って地面が潤いを取り戻しました。
ものすごく水はけの悪い場所があるので、こちらは雨の前に(仮にですが)畝を立てておきました。
耕したまま平らだと全体的に水がたまってしまい、畝を立てるために機械を入れることができなくなる可能性があるからです。
夏でも1週間は晴れないとぬかるんでしまうような、そんな畑なので扱いにはいつも気を遣いますね。
このぬかるみ圃場、いつも何を植えようか悩みます。
たいていは田んぼでも育てられる里芋を中心に作付けするんですが、里芋だけを育てるには広すぎるので他品目の選定が必要で。
過去いろいろやってみた感じだと、オクラ、空芯菜、モロヘイヤ、ツルムラサキあたりは普通に育ちます。
これらを無難に配置して今年は様子を伺おうかと思います。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・