松本自然農園ではいまだに手で種まきをしています。
播種機を持っているのに。
そのことについては過去に記事を書いているので読んでもらうとして、そのアナログな方法の手順には
溝を切る → タネをまく → 土をかける → 押さえつける(鎮圧)
という一連の作業があります。
この最後の鎮圧作業、うちでは鎮圧一号を使っています。
なかなか優秀です。
先日もこれを使ってゴボウのタネまきをしていました。
いつもは15kgの肥料袋をひとつ載せて押していくんですが
今回は15kgよりも少し軽めのオモリを載せて走りました。
オモリ名:二女・向日葵
若干不安定ではありますが、ちょうどいい具合に溝ができました。
問題なのは鎮圧するところ以外にも走らされること、でしょうか。
時間が余計にかかってしまいます。
まあ、たまにはこういうのもありです。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・