たまったツケを清算する季節

最低気温がマイナスになる日が続いていますが、こんな日の午前中は土が凍ってしまって仕事の内容に制限がでてきます。
耕すなんてムリムリ。
残っているビニールマルチをはがすのも一苦労なのでやりません。
こういうときはビニールハウス内で育苗の準備をするか、夏の間にたまりにたまった資材等の片付けをするか。というあたりになりますね。
 
今日は数年前から畑に置きっぱなしになっているビニールハウス用資材の片付け。
草に埋もれてしまっていたものを引きずり出し、防草シートを張ってから置き直しました。
寒い日でしたがうっすらと汗をかくほどのよい運動になりました。
そのほかビニールマルチなどの廃棄資材を整理していましたが、環境保全型といわれる農業をやってるのにこんなにゴミが出るのかと悲しくなりました。
もちろんなるべくゴミが出ないように営農することもできますが、野菜を切らさずにバランスよくセットをつくっていくために目をつぶっている部分でもあります。
資材使用は手段です。
環境保全を気にするあまり、「美味しい野菜を食卓へ」という目的をおろそかにしないようにと思います。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【補助金】日本の農家は補助金で甘やかされている?海外比較すると見えてくる現実とは・・・

  2. 【解説】専業農家と兼業農家。その分類はもう時代遅れ?

  3. SNS活用の効果が高いのはどんな農家?どんな情報を発信すればいい?

  4. 【農業のキホン06】CEC陽イオン交換容量とは?この数値をどうやって使いこなす?

  5. ラウンドアップの発がん性とモンサントの農業支配。それって事実?陰謀論?

  6. 【日課】毎日精力的にズッキーニの子作り