あいたところへすかさず種まき作戦

まとまった雨。
これが来る前に耕して種まきまでやっておきたかった。
水菜、からし菜、ほうれん草、大根、カブ、春菊、ニンジン
これらのタネはひとまず播くことができて安心しています。
小松菜が播けなかったのは心残りですが、来週は晴れが続きそうなので播き時には困らなそうですね。

多品目栽培をやっていて難しいなぁと感じるのが種まき時期。
収穫までの生育期間はカタログでだいたいわかるので、収穫したい時期から逆算して種まき日を決めていくのですが、品目が多いのでとにかく頭が混乱します。
しかも同じ品目なのに数回にわけて播いたり。
5月収穫用と6月収穫用を育てようと思ったら当然のように種まき時期がずれてきますが、たとえば水菜だったら年5回くらいは種まきがあるわけです。
品目が多いうえに種まきのタイミングもずらすので、年中なにかしらの種まきがあって大変。
だから最近は「失敗してもいいからとりあえず播いとけ~」作戦をとっています。
計画的じゃなくてもタネさえ播いてあればなんとかなりますからね。

以前は冬の間に年間作付計画をたてていました。
圃場のどの場所になにを栽培するか。
どの作物のあとには何を植えるか。
そういうことを細かく計画していました。
今年はやってません。
トマト、ナス、ピーマンなど栽培が長期間になるものは場所を決めておきますが、基本的にはスペースが空いたらどんどんタネを播いていくというスタイルでやっていきます。
昨秋にこの作戦をとったところ、畑の回転率があがってやりやすかったので夏作でも採用してみるつもりです。
小さな機械で管理していく以上は、畑の利用率を高めて効率よく回していくことが重要になってきます。
逆にいえば、畑を休ませることなく使いつづけることでスモールメリットを生かせるような気がします。
どんどん回転させて反収100万円、が目標かな。
あ、反収ってのは1反=300坪=約1000㎡あたりの収入ってこと。

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