驚きの声を聞いてみたい

スーパーにいけば旬がなくなっている野菜たち。
夏にはナスやピーマン、キュウリなどがたくさん並ぶけれど、レタスや水菜、ニンジンなんかも平気で並んでいます。
そりゃあレタスを長野県で栽培すれば育つでしょうし、ニンジンを北海道から運んできても法律にふれることはありません。
地元ではあまり出回ることがないはずの季節に、他の地域から供給があるというのは贅沢なことだと思います。
食べるな、とは言いませんが、生産者としてはせめて野菜の旬を知ってほしいなぁと願いますね。

という前ふりがあったところで畑に育っている野菜たち。

なんとニンジンが収穫できています。

なんとレタスの収穫が始まろうとしています。
旬を無視しています。

といっても特別なにか手をかけたわけではありません。
暑さに強い品種を選んで栽培しただけ。
その品種にとってはけっして無茶な栽培じゃないので、元気にすくすくと育っています。

こういう普通ならありえないはずの野菜がセットの中に入っていたときに
「うぉっ!まじか松本さんこんな季節にニンジンかよ!」
と驚いてほしいなぁと思って出荷をしているのですが、真夏に人参が届いたからといって誰からも反応がありません。
さみしいことです。

来週あたりから数は少ないですがレタスを出荷してきます。
「うぉっ!まじか松本さんこんな季節にレタスかよ!」
という声をお待ちしております。
「あ、でもこの品種なら真夏でも育つなぁ。」
という玄人じみた声は聞きたくありません。

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ただし、条件があります。
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