今晩あたりから雨が降りはじめ、来週はパッとしない天候が続きそうな予報なので、今日できることをやっときました。
そのなかでエンドウの除草をしたのですが、エンドウの生育は順調なので草とりをしなくてもいいくらい。
それでも土の乾き具合がこの上なくいいので草がとりやすいだろうと思ってやっておいたんです。
実際、大きくなっている草でもポロリポロリと抜けていくのでラクチンですが、抜いているうちに草によって土のつかみ方が違うことに気がつきました。
同じ種類の草で、同じような大きさなのに、引っこ抜くときに必要な力が全然ちがうんです。
簡単に抜けるのはエンドウの株に近いところにある草。
エンドウの息がかかった地帯です。
つまりこういうこと。
地面の下では草も野菜も根っこを張り巡らして勢力争いをしています。
エンドウの周りではエンドウが根圏を支配しているので、他の草はしっかりと根を張ることができない。
というわけです。
たとえ草が生えていても野菜が根圏を支配していれば、水も肥料も優先的に吸うことができるので生育には影響が少ないと考えられます。
これは研修のときに学んだことです。
草とりひとつとっても、自然から学ぶことはたくさんありますね。
ありがたいことや。