補植って地味だよね

野菜を育てるときに畑に直接タネを播く方法と、あらかじめ別の場所で苗をつくっておいてから畑に植える方法があります。
夏野菜は圧倒的に苗を植えるほうが多く、現在はビシバシ植えつづけているところです。

植えてしばらくは小さくてひ弱な苗なので、枯れてしまったりネキリムシに根際を刈り取られたり、植えたすべてが順調に育ってくれるとは限りません。
根が活着する前に乾燥に負けてしまうこともあります。
人間だって就職して社会の荒波にもまれたら挫折しちゃう人がいたりするでしょう。
それと同じです、きっと。

そうしてやられた苗の場所をそのままにしておくとスペースがムダになってしまうので、たいていは補植することになります。
もちろん苗を多めにつくってあることが前提なので全部植えてしまった場合は欠株がでないことを祈るのみですが、苗さえあれば欠株であいたスペースに植えなおすことができます。
今日はオクラとツルムラサキを補植。
オクラは600本以上あるうちの20本くらいを植えなおし。
思ったよりも少なくて済みました。
だってまだ200本以上苗が余ってるんだから。
苗のつくりすぎも問題ですね。

ついついサボってしまいますが補植は収穫量やその後の管理に影響する大事な仕事です。
地味な仕事ながら後々ボディーブローのように効いてきます。
タネを播くときは補植も頭に入れておきましょう。

関連記事

  1. 【実験】ゴーヤのタネを丸裸にして播いてみたら・・・

  2. 【腰痛】黒ビニールマルチにジャガイモを植え付けるのは流行るか?

  3. 【農業のキホン02】面積の単位 は尺貫法がいい?やっぱりメートル法?

  4. 【妄想】大根のタネを播きながら「やる気スイッチ」について考える

  5. 【農業のキホン01】新規就農者には3つのスタイルがある

  6. 【溜息】張ったばかりのビニールマルチが穴だらけ!誰じゃあ!!