9月から借りることになった新圃場。
過去の栽培履歴がないのでどのような生育を見せるか見当がつきません。
初めて耕作するところはクセをつかむまではうまく栽培できないことが多いです。
ひとつの圃場内に水はけのいいところ悪いところがあったり。
植え付けた苗がヨトウムシによって一晩にして全滅したり。
大雨が降っても平気な顔をしているほど水はけが良すぎたり。
20cmも掘れば砂まじりの別の地層が出てきたり。
一度栽培して見るとクセがつかめてくるので、以降はそれをふまえて耕作、植え付ける品目選定や肥培管理をしていけば栽培の負荷が少しは軽減されます。
そんな状況のなか
播いていた大根が発芽してきました。
まだまだ耕耘したときにすき込んだ草が残っている状況でのタネまきでしたが、欠株ほとんどなく揃ってくれました。
又根になったり虫害がひどかったり、そんな簡単にきれいな大根はできないと思いますが、ちゃんと発芽するということを確認できただけでひと安心です。
圃場は新一年生でも耕作者は九年生です。
これまで蓄えた知識と経験をふまえて新しい土と向かい合いたいものです。