畑優先からハウス優先へ

3月も下旬にさしかかり、畑での種まきがひと段落してきました。
発芽の思わしくない野菜もありますが、そのあたりはまた種を播くとしてひとまずは安心です。
土壌条件は雨が多くてベストな状態ばかりではありませんでしたが、無理やりにでも種を播いたところがあります。
野菜セットを5月上旬の出荷再開にあわせて作っていくためには、悪条件だろうが種を播くことが大事です(たぶん)。
最適な条件を待っていたら種まきが遅れ、品目がそろわない事態になってしまいますからね。
なにより優先されるのはセットを作れるように栽培品目を揃えること、定期便を途切れないようにすることだと思っています。
単作農家とは違うので品目ひとつひとつをベストで育てるのではなく、ベターを積み重ねていくのが無理なくやっていくコツなのかもしれません。

さて、ビニールハウス内は苗数がほぼ最盛期。
これからカボチャやズッキーニ、キュウリが増えるとMAXです。
自家配合の育苗用土なので育ち方は不安定。
ブロッコリーやレタスなどは思っていた以上に小さな苗で畑で出さざるを得ませんでした。
まあしょうがないですよ、小さな苗で植えてしまえば済む話なら軽いモンです。
トマト・ナス・ピーマンなどポリポットでの育苗は今のところ順調ですが、肥切れするようなら同様に早めに植えることも考えないといけません。
きっと大丈夫でしょうけど。

やっぱり広いスペースがあるといいですね。
遠慮なく種を播けます。
遠慮なく苗を育てられます。
水道がきていないハウスなので調子に乗って苗を増やすと水遣りが大変ですが、スペースに制限があることに比べればかわいい苦労です。
水遣りがんばります。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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