業界最大手はだてじゃないと思う

日本郵政グループの郵便事業会社は7月1日、日本通運との共同出資会社「JPエクスプレス」が展開する「ペリカン便」事業を吸収しました。
宅配便ブランドは「ゆうパック」に統一されます。
ようするに33年続いたペリカン便ブランドは消滅したわけです。

松本自然農園は2年目くらいからペリカン便を利用していました。
大口取引による料金割引が大きかったのがその理由です。
送料に関してはお客様に負担していただいているのが現状なので、少しでも低くおさえたいという気持ちが強いです。
だから少しでも安いところへ、とあちこちで交渉しました。
業界最大手のヤマト運輸はサービスの質が高いという評判をよく聞いているので利用したかったのですが、やはりというか最大手だけあって、発送個数が少ないと料金をあまり安くしてくれなかった経緯があります。

今回の吸収合併。
ペリカン便が消滅したんだから流れに従うなら今後はゆうパックを利用することになります。
料金体系はペリカン便利用時のものを継承してくれるようです。
だったらそのままゆうパックに切り替えようかなと思っていたんですが、ちょうどいい機会なので他の業者に料金交渉してみようかという気になりました。
発送個数は以前より格段に増えているので、すでに過去に交渉済みの業者でも今なら・・・。

ということで詳細は省きますが今後はヤマト運輸を利用することになりました。
料金についてはペリカンと同程度を提示してもらいました。
箱サイズに関しては制限がゆるくなりましたので、80サイズ規格にあわせて箱を切って野菜をぎゅうぎゅう詰めにしなくてすむようになります。
もうすこしゆったりと野菜を入れることができます。

恋焦がれたクロネコヤマトとの取引。
長く続けたいものです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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