新規参入者は想像以上に少ない

農林水産省が発表した平成19年の新規就農者についての調査統計。
http://www.maff.go.jp/www/info/bunrui/bun01.html

この調査によると平成19年に新規就農した人は73460人。
そのうち自営農業就農者、つまり実家の農業を継いだ人が64420人(全体の約88%)。
雇用就農者、すなわち農業法人の従業員となった人が7290人(全体の約10%)。
そして新規参入者、実家が農家じゃないのでゼロから農業を始めた人が1750人(全体の2.4%)。
となっています。

僕のように非農家出身者がやったるで!と自営業として農業を始める人は年間で1750人しかいない・・・。
ちなみにこの年の愛知県新規参入者は30人。
なんとも頼りない数字です。
けどまあ、自営農業就農者を自営業を継ぐと形容するなら、新規参入者は起業すると表現できます。
食っていけるかどうか微妙な産業で起業するのはやっぱり腰が引けるでしょうね。

きっとやりたいと思っても動けない、もしくは動かない人はものすごい数いると思います。
それくらい農業にたいする関心は高まっているようです。
でも関心と比例しないのが新規参入者数。
毎年減少してるみたい。
なかなか現実はうまくいかないようで。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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